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るいのアートデイレポート!

前日夜中までの大雨が嘘のように、晴れ間の広がった当日。
昼の光の中で見ると、カラフルなネアリカに満ちあふれたギャラリーが輝くようでした。
ものすごい!パワーに満ちた空間でした。
ネアリカって、ほんと独特の存在感があるなあ~。
色が、濁らないで目に飛び込んでくる。
近くと遠くで全然表情が違う。
そして、創る人によってまったく違う。
左側の壁はhideさん、右側の壁はSACHIKOさんの作品が展示されていたのだけれど、見比べると毛糸の選び方とかデザインの仕方が全然違っていて面白かったです。
SACHIKOさんの最新作「トリックアート」は、まさに極彩色なのに不思議に色が調和していて、入り組んだ模様に隠されたたくさんの生き物を探すのが楽しい作品でした。
hideさんがいちばん思い入れのある作品はヒメギフチョウがモチーフの「命の杜」なのだそうで、たしかに、ライトアップされた大きな蝶は内から光るような存在感がありました。

ネアリカの公募作品を見ると、さらに個性が際立っていました。
ものすごーく緻密な人、アイディアの面白い人、なべしきみたいな人(それは私)。
毛糸の貼りかたや色の選び方も個性的で、こういう企画って面白いなあと思いました。
公募作品はお客さんから投票がされるので、自分のネアリカが0票だったらどうしようとドキドキでしたが、0じゃなかった!よかった!
私は「夢心」というのがすごく好きでした。

あとのメイン展示であるmomoさんの写真は、風景や花の写真と、あとはライブ写真。
風景写真もとても素敵だったのだけれど、このライブ写真がとっても!見ていて楽しかったです。
動きがあって、ファンキーな感じで。
見ていて楽しい写真って、何よりも、写真を撮る人と撮られる人の気持ちが通じてることなのかも。
写真には映らないカメラマンの存在が、そこで現れるのだなあと思いました。

もうひとつの写真展示、トモさんのパキスタンの写真、これもほんとに、人の顔が生き生きしている!!
でも、何より感動したのは、クリアファイルに綴じられて見られるようにしてあったトモさんの旅日記でした。
お菓子のパッケージの裏にまで書かれた、詩のような散文のような文。
いま書かないと消えてしまう言葉たちを、トモさんが必死に、鉛筆が追いつかないくらい急いで書きとめたような。
詩って、たぶんこうやって生まれるものだと思いました。
部屋で机に向かってウーンとうなって出てくるのも詩だけれど、旅でなくても、通勤電車の中でも、「いまこの気持ちを書きたい!」という衝動が突き上げてきて書かれるもの。
そういう気持ちのエッセンスって、読んでいてすごくパワーがあるなと思いました。

午後2時からは、ギャラリーの中でバンドPLOのライブがありました。
すごくいい声のボーカル、泣かせるピアノ、的確なベースの3人編成のバンドです。
いろいろなカバー曲をやってくれたのだけれど、いちばんよかったのはオリジナル曲の「この国に生まれて」でした。
友人の結婚式のためにつくったという曲ですが、贈られたその友達は嬉しかったろうな~。
途中、hideさんの呼びかけで、いま膀胱ガンで闘病中の「月の庭」店主のマサルさんに祈る機会がありました。
でも、私はそのときの歌よりも、「この国に生まれて」の方が祈りにふさわしい気がしました。
あなたがいて、私がいて、だからこの国に生まれてよかった、というこの曲。
たとえどんな状況でも、シビアな現実があっても、誰かがいることが嬉しいという気持ちが「祈り」につながるのではないかな。
なので、曲を聴きながら、いま戦っているいろんな人のことを考えていました。

夕方くらいに、Johnnyさん到着!
母が亡くなったことでいろいろ相談にのってもらっていた私は、Johnnyさんに会えてほんとによかった!
私の夫も同じ頃到着したので、二人でいろんな話を聞きました。
心に残ったのは、「人間は食べて出すだけの生き物だ」ということ。
このことは、Johnnyさんは何回も言っていました。
食べて出す以外のことはハナクソみたいなものだって。
私は7/31に母が亡くなってから、しばらくご飯が食べられなくなっていて(今は食欲戻りましたが)、ふらふらになっていました。
固形のものとか肉とかが見るのも嫌になってしまって、どんどんやつれていました。
それで思ったのが、ほんとに食べ物は生きる上での基本なんだなということ。
どんな高尚な考えも、それを考える頭はエネルギーがなければ動かない。
ニンゲンは人間である前にまず生き物で、生物としての自分をちゃんと機能させなければと。

あと面白かったのは、アイヌの模様(私は初めて見た)とか唐草模様みたいなうずまき模様が万国共通で、いろんな先住民族のアートにそれが残っているという話とか、中野の町の面白さとか、1965年を境に音楽が変わったというのとか。
ドラマーの人の音楽の聴き方って、音楽初心者の私なんかとは全然違ってて、リズムから音楽を聴いているんだなあと思いました。

夜になってから、お待ちかねJohnnyさんの弾き語りショー(笑)開催!
Coolsのハーレーダビッドソンから始まったので、すっかり嬉しくなる私。
私はJohnnyさんに教えてもらってCoolsを聴き始めたばかりなのだけれど、ウキウキでとても好きな曲です。
そして、次の曲(題名ど忘れ)の最中に突然電気が消えました。
「暗いよ!」と困るサングラス着用のJohnnyさん。
そこへ、今日誕生日のゆかさんのため、トモさんがケーキを持って登場したのでした。
階段をゆっくり登ってくるトモさんは、にこにこしていてすごくかわいかったです。

それからJohnnyさんが、「自己紹介代わりの曲を」といって弾いてくれたのが「Johnny B. Goode」。
音楽初心者の私でもわかるスタンダード!!
あと何かの曲で、私の名前を入れて歌ってくれたのがあって、すごい照れました。わーわー。

そしてAKIRAさんの「祈りの歌」をボサノバ調で。
私は、正直言うとこの歌はまだちょっと聴くのは辛いのでした。
というか、AKIRAさんの「家族」というアルバムも、その他の病院やホスピスで聴いていた音楽全て、まだまともに聴き直せないのでした。
いま、私は亡くなった母のことから全力で逃げているから。
早く母のことを考えなくてすむようになりたくなっているから。

最後は、先日乳ガンで亡くなったLucyさんに捧げる歌。
米軍キャンプに勤めていた彼女が、AKIRAさんの曲を英訳した曲2曲。
人はいなくなっても、歌は残る。
私の母が詩を残したように、Lucyさんは歌を残したのだなと思いました。
読んでくれる人がいれば、歌ってくれる人がいれば、そこにその人はよみがえるのだなあ。

そして夜も更けたところで、東中野のライブハウス、プリズン東京へみんなで移動して打ち上げ。
Johnnyさんのかっこいいドラムもやっと聴けたし、乃地帯の皆さんの曲も、Johnnyさんとカルロスさんの組み合わせの弾き語りも聴けたし、プリズン東京のマスター、ミッチさんの歌も聴けたし。
ほんと、その場にいる人みんなが、好きで好きでたまらなくなった良い夜でした。
何か辛いことがあっても、この日のことを思い出せば元気が出る。
そんな、ほんとうにほんとうに、楽しい一日でした。
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